2002年度 都市防災学特論

修士課程1年目を対象とした都市防災学入門コースです。


1.今年度の目標
組織の防災を考える。今年度は大学(キャンパス)に焦点を絞る。自らの主専攻に「大学(キャンパス)」を関連づけ防災問題を解きほぐす。主専攻の観点から大学の防災の現状・問題点・それに対する解決の方向性を報告し、議論する。


2.進め方
1)地震工学・防災学に関する概論(担当:岡田)
 防災の大きな流れを把握することを目的に、3週程度で概論を講義する。
・リスクの考え方と建築・都市の関わり
・地震動入力(Hazard analysis)
・防災論(Risk Management)

2)各人からの質問受付(第1回check and review:メールによる)
 概論のみでは詳細は理解不可能である。全員から質問を募る。

3)学生による詳細講義(第2回check and review)
・学生から受けた質問に岡田の質問を加え、対象別質問群に整理する(岡田)。
・学生の主専攻を勘案し、帰属分野別に質問表を配布。
・学生による詳細講義、及び質問者による質疑応答。
 以上により、地震工学・地震防災学の修得に励む。

4)帰属分野別の大学(キャンパス)防災の解題(第3回check and review)
 自らの主専攻より、上記問題をグループ内で討論・調査し、発表する。


3.評価
・ 数回にわたるcheck and reviewと毎時の講義・発表への参加具合を評価する。
・ 講義においては割り当てられた発表以外でも積極的に発言し、盛り上げることを期待する。
・ メールでの質問も常時受け付けている。回答・講評をメールで配布することもある。


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