2010年度 都市防災学特論

修士課程1年目を対象とした都市防災学入門コースです。

1.主題と目標
地震被害軽減のアプローチ法を多角的に理解することを目的とする講義+演習科目である。人間と都市を地震から守るための研究・実務を考究する際の思考軸と防災ポリシーを理学・工学・社会学・経済学から総合的に見直し提示し、それを支える防災技術論とその先端事例(研究成果)を解説する。受講者は身近な演習を通して対策のプロセスを実体験し、最終的に防災行政・防災実務に必要な総合的考え方を習得することを目標とする。
その研究プロセスにおいて必要なデータ取得の方法について、新たなアプローチ法(テキストマイニング)を解説し、演習を通して身につける。


2.授業計画
(1) イントロダクション
(2) 防災の思考軸
(3) Hazard評価
(4) 行政レベルハザードマップ
(5) 行政レベルの拠点対策とネットワーク
(6) 防災政策論
(7) 復興計画・個人と企業のBCM
(8) 個人レベルの防災学1
(9) 個人レベルの防災学2(演習を含む)
(10) 入出力問題(演習を含む)


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