講義ニュース(1) 2001年度

■発表の仕方について
■次回の司会者について
■評価について
■休講について
■メールアドレスの確認について


(1)発表の仕方について
私のところに、戸惑いの声が2~3届いています。

大方このようなことです。 → ”どのようなことを発表すればよいのか”

防災ツールキットに関する発表は、一課題につき2グループを充てました。
一つは【解説グループ】で、もう一つは【補足説明グループ】です。解説グループの役割は、担当の章の文字通りの解説です。その章の主題・内容・テクニカルタームをツールキットに沿って、解説してください。次に、補足説明グループですが、その役割として、その章の理解を深めるための説明を期待します。やり方は、そのグループに一任します。解説グループとよく相談し、創造的講義を組み立ててください。一例ですが、全般的な補足説明をするよりは、何か一テーマに絞り、そこを深く調べることにより内容を具体的に理解することができます。そのような補足説明(私はこちらが主解説と思っておりますが)を考えてください。私を楽しませてくれることを期待します。

とはいいつつも、1章は「導入」による各章の全体説明となっておりますので、テーマが見つかりにくいかもしれません。
たとえばこんなのはどうでしょう。

(1)他の州・国・企業が公開している同様の防災ツールキットをwebで探し、紹介する。
(2)企業組織の比較。本文中には、危機対策に関する意思決定者が分類されていますが、米国式のため理解しにくいところがあります。
ここで述べられている組織体系を日本の企業組織と比較し、意思決定に関わる体系の理解を助ける。
(3)1章の先頭行に以下の文がある。
Earthquakes are serious problems for California.
これを承け、カリフォルニア州の地震危険度について解説する。本ツールキット理解の前提として、地震がカリフォルニア州にとって以下に重大な問題であるかを解説する。
(4)1章かがみに以下のようなquotationが引用されている。
・・・rational action is merely a question of calculating the chances
英米人は、quotationsが好きである。防災に関わる引用語句を探し、それについて解説する。

まだまだあるでしょう。補足解説グループの創造性・想像性(連想性)に期待しましょう。

(2)次回の司会者について
(3)評価について
(4)休講について
(5)メールアドレスについて


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